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2017年1月3日火曜日

【本の紹介】就活に困ったらとりあえずこれを読め!「銀のアンカー」  ※就活に失敗した者の末路についても書いてます。

どうも!本好きのビクトルです。

今回紹介する本は、就活生に必須のあのマンガ、「銀のアンカー」です。






ちなみにこれ、学校の図書室にも置いてありますよ!



< あらすじと概要 >

就活の時期を迎えたのはいいが、特に強みになる経験もなくダラダラ過ごしていた田中雄一郎。同じく目標に対しこれといった対策をしてこなかったが行動力溢れる北沢千夏。


そんな彼らが「ニューヨークの草刈機」の名を持つ元カリスマヘッドハンター白川義彦と出会うのが物語の初めです。


白川は彼らの就活に対する認識の甘さを指摘し、どうすればいい企業に受かるのかアドバイスしていく…。


というのが大まかな流れです。全部で8巻です。



以下が主な登場人物です。







この漫画は2007年頃発売にも関わらず、10年経つ現在でも通用するほど就活の本質を捉えています。
毎年「銀のアンカー式」と呼ばれる、この漫画を元にした就活本が発売されるくらいです。



要点

では早速ビクトルがこの就活漫画で3つの重要だと思うポイントを紹介していきます。


その1             企業が重視する、面接におけるチェックポイントベスト3
1        人柄
2        会社への熱意
3        今後の可能性



よくいる勘違い就活生に、「バイトやサークルの内容を充実させなきゃ」「とにかく資格を取りまくろう」という人がいます。がしかし、単に活動を充実させるだけではダメです。そもそも「その会社に入りたいという熱意」がなければ受かりません
いつの間にか手段と目的が逆転する、よくある事です。気をつけたいものですね。



その2             受かるES(エントリーシート)の三原則
1.     会ってみたいと思わせる
2.     面接で質問させる
3.     採用会議で思い出させる

有名企業ともなれば人事部は忙しいですから、ESにはさらっと目を通し、その中で見込みのありそうなものだけを選んでいるそうです。
つまり、あなたが送ったESに隅々まで目を通して選考してくれるわけではないのです。
だからこそ、上記3つが重要となってくるわけです。


その一流大学生と渡り合うために企業が求める当たり前のこと
1.     まず頑張ることを体験する
2.     手に入れるならきちっと対価を払う

まずは課外活動でも、インターンシップでも何でもやってみましょう。「就活ランナーズハイ」になるのです。
そして、手に入れるならきちっと対価を払う。一流企業に入りたければ、それなりの対価を払い、努力しなければいけません。

白川は言います。「一生懸命努力する三流大学生は、努力しない一流大学生に勝つ」と。



就活を頑張らなかった者の末路



私の学科の教授が言っていました。「この数ヶ月で残りの人生は決まる」と。

比喩でも何でもありません。


もしあなたが3年生で、「就活なんてなるようになるだろwww」と考えているのなら、それは大間違いです!
ちょっと怖い話をします…。


もし、ちゃんと就活をしないのなら、あなたはどこにも受からないでしょう。

テレビでやっていた「数十・数百社受けて全滅」は、遠い世界のことではありません。我々の目の前にも広がっていることですから。

企業の選考に連敗に連敗を重ね、残っているものは、ブラック企業か派遣くらいです。


休みも少なく、月何十時間も残業させて、残業代ゼロのブラック企業。
正社員より働かされるのに正社員より給与が低く、正社員が当たり前のように加入している福利厚生に入ることもできない。その上、代わりが見つかれば簡単に切り捨てられる派遣。



これほどキツい仕事内容なのに、彼らに他に居場所はありません。

なぜなら、転職しようとしてもどこも雇ってくれないからです。


企業はただでさえ人件費のやりくりが大変なのに、わざわざスキルも資格もない人を新たに雇うメリットがあるのでしょうか?



このような、安い給料で働き続けるしかない人々のことを「ワーキングプア」と言います。

景気が回復してきているようですが、日本はまだまだ就職氷河期。一度ワープアに陥ったら、這い上がるのは非常に難しい…。


あなたはこうなりたいですか?
なお、ワープアは歳を取るほどますます脱却が難しくなります

できる内から努力しておいた方がいいんじゃないですか?




結局は行動あるのみ



少なくとも上記を他人事とは思わないで下さいね。


最後に、教授はこうも言っていました。

自分の可能性に自ら蓋をするな


何をすればいいのか100%分かっている人はいません。社会に出れば一寸先は闇なのは当たり前。
例え先が見えない状況だろうと、「決断」し、行動しなくてはならないのです。


バイトもサークルもしてない、就活で有利になるような経験を何もしてこなかったという人がいるでしょ?
私ですorz



だからこそ、ネタになりそうなことを見つけるために走り回らなければならないのです。
考えているだけではなく、行動しなければ見えてこないものもありますよ




< 「銀のアンカー式」もオススメ >

今回は漫画について解説しましたが、前述の「銀のアンカー式」も読むと便利です。

「銀のアンカー」と合わさって相乗効果を発揮しますよ!!

銀のアンカー式は一冊ではなく複数冊あります。


「就活全般」「自己分析・エントリーシート」「筆記試験」などについて取り扱っています。




ではでは!!